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■1.なぜ、人間関係がうまくいかないのか?
人間関係がうまくいかない時は、多くの場面で存在すると思います。職場の上司との関係、会社の同僚や先輩・後輩との関係、友人や恋人との関係……。人は誰しも、人間関係で悩む時期があるはずです。社会生活をしている以上、人間関係の悩みは避けては通れない問題だと言えます。

人間関係がうまくいかない原因は、シンプルに3つのパターンに分けられます。

①相手が自分に不満を持っている場合
②自分が相手に不満を持っている場合
③双方に不満を持っている場合

要するに、人間関係がうまくいってない状況は、2人のうちのいずれか、もしくは両方が相手に対して何らかの不満を持っているのです。

次に、不満を持つということについて、もう少し具体的に見ていきましょう。

不満とは、相手が自分の期待に反する態度を取った時に湧き上がってくる感情です。

「私の話を聞いてほしい」「手伝ってほしい」「気を使ってほしい」「自分勝手にしないでほしい」といったように、相手に対する何らかの期待があって、その通りに行動してくれなかった時に、相手に対する不満が生じます。

人は、不満が生じると、不満解消のための行動に出ます。

よくやりがちなのが、その相手に直接その不満をぶつける行為。
怒鳴りつける人もいれば、嫌味っぽくネチネチ言う人もいます。

力関係によってそれができない時などは、反抗的態度を取ることをします。

その人から何か頼まれても断る、無視する。陰で悪口を言ったり、何か足を引っ張ったりするような嫌がらせをする人もいます。

一方、不満をぶつけられた側も黙ってはいません。

自分の正当性を主張する。逆に、相手の非を指摘し返す。そうやって言い合いになると、余計に関係がこじれていきます。人によっては、何も言い返せず、不満を内にため込むこともあります。

このようにして、2人の間にわだかまりが生じ、それがなかなか解消されない状況に陥ると、人間関係がうまくいかなくなるのです。

そこで、本記事では、上記のような人間関係がうまくいかないときに、人間関係を良好にする9つのテクニックをお伝えします

■2.人間関係を良好にする9つのテクニック

2-1.笑顔の挨拶
つい、人間関係がうまくいっていないときほど、人は表情に出るものです。
「おはよう」「こんにちは」「おつかれさまです」といった一言を伝えるときにも表情ひとつで相手の受け取り方は変わるものです。誰かひとりが険悪だったり、仕事に対して不満を持っていたりすると、職場の雰囲気も険悪になっていきます。

一方で、笑顔の人がいるだけで、周りにも楽しい、明るい気持ちは伝染していきます。まずは自分自身が笑顔で挨拶をする習慣をつけてみましょう。仕事上で嫌なことがあっても顔に出さず、意識的に笑顔を心がけるだけでやさしい雰囲気が周りに伝わります。

2-2.感謝の気持ちを伝える

誰かになにかをしてもらったときに、必ず「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。不満を感じている人から優しい行為をされたときに、素直にありがとうと言えるかどうかがポイントです。

つい、見栄をはって「ありがとう」が言えなければ、益々相手のあなたに対する不満もつのっていきます。ぜひ、素直に、感謝の気持ちを伝えてみてください。

また、自分自身が感謝していることに加えて、間接的に感謝している人がいることを伝えるのも有効です。たとえば、営業活動に使う資料を貸してくれた同僚に対して自分自身が「ありがとう」と伝えるのと「この前貸してくれた資料をお客様に見せたら、分かりやすいってほめられたよ」というように、第三者の役にも立っていることを合わせて伝えると、より相手へ深い感謝を伝えられます。

2-3.素直に謝る
自分がミスしたときは素直に謝りましょう。ついついミスに対して、「だって」などと言い訳をしてしまう人がいますが、言い訳ばかりする人よりも、しっかり自分の非を認めて謝れる人の方が好感を持たれます。変なプライドは捨てて、素直に謝るようにしましょう。

2-4.報連相を徹底する
つい、人間関係が悪くなればなるほど、報連相のコミュニケーションが減りがちです。
しかし、報連相をしなければしないほど、さらに人間関係は悪化するわけです。

例えば、上司は部下の状況が分からないと、不安を感じることが多いです。その分、急かしてしまったりプレッシャーをかけてしまったりすることもあるでしょう。

お互いに気持ちよく安心して仕事を進めるために、上司に対して早めの報告、連絡、相談を心がけ、自分の状況を的確に伝えることが大切です。

2-5.陰口・悪口は絶対にしない
口は災いのもととはよく言ったもの。自分発信で悪口を言うことはもちろん、誰かが話している悪口に同調することも避けた方が賢明です。また、確実性のないうわさ話も場合によっては人を傷つけてしまうこともあるので注意が必要ですね。

2-6.相手の情報を理解する
相手の誕生日や記念日などを覚えてあげることで、あなたが相手に興味・関心があることのアピールになります。相手の情報を覚えない=相手に興味が無いことへの現れになってしまいます。

人間は、自分に興味を持ってくれる相手に対して良い印象を抱くもの。苦手な相手とはついつい話も行き詰まって沈黙になりがちですが、相手について知ろうとすることで自然と質問が増え会話もつながりますし、次回会った時に「先週のゴルフどうでしたか?」など以前に聞いた相手のことを覚えて話しかけると好印象です。

2-7.相手の怒りのスイッチを押さない
人それぞれ堪忍袋の緒が切れるポイントは違います。人間関係を悪化させないためには、「まわりの人たちの怒りのスイッチがどこかを把握する」ことも大切です。

まず、まわりにいる人たちをよく観察し「何をされたら怒るのか、喜ぶのか」を、1人ひとり見極めます。その上で1人ひとりの「怒りのスイッチ」を押さないよう気をつけるのです。

2-8.自分から相手に与える
人間関係を良好にするためには、「与える」意識をもつということです。

「与える」意識とは、時間や労力など、自分がもつものを惜しみなく上司や同僚に与え、貢献しようとする意識のことです。

「ギブアンドテイク(Give and Take)」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

これは、自分が何かを与えたら見返りとして何かを受け取り、何かをもらったら何かを与えるという「互助関係」のことです。

どちらか一方が損をせずに両者が満たされるという点から、人間関係を良好にして長続きさせるコツの1つとしてよく挙げられます。

職場の人間関係においては、このギブアンドテイクのうちの「ギブ」先行型であることが、良好な人間関係を築く秘訣となります。

自分の役割を超えて「ほかに出来ることはないか」と気を配り、役に立とうとする人は、周囲に好印象を与えることができます。

組織で働くということは、すなわち集団の一員として、自分の時間や労力を費やすことで貢献する義務がある、ということと同義です。

その義務を積極的に果たそうという「与えようとする姿勢」に対して、周囲は同じ職場で働く一員としての信頼を寄せるのです。

2-9.相手の長所を見つけて褒める
職場での人間関係を良好にするために重要なことの1つとして、相手の良いところを見つけて褒めることです。

一見すると、当たり前だと感じるかもしれませんね。そして、日頃から良好な関係を築けていている人の良いところを見つけるのは比較的簡単なのではないでしょうか。ここで重要なのは、同じことを「苦手だと思う人に対してもできるかどうか」です。

私たちが誰かを「苦手だな」と感じるとき、間違いなくその人の良いところではなく悪いところが目についてしまっています。

たとえば、誰かを「気が利かない人だ」「自己中心的だ」などと悪いところに着目して評価してしまうと、その人とは自然と距離をおきたくなってしまいますよね。

このように、相手の悪いところをみると、相手を「苦手だな」と感じがちになります。
だからといって、その相手に全く良いところが無いのかというと、そんなことはありません。つまり、自分が相手の良い面を見つけられていないだけ…なんてことが大半なのです。

たとえば、あなたが上司に対して苦手意識をもっているとしましょう。おそらく、あなたの目には、その上司の悪いところばかりが映ってしまうはずです。

しかし、その上司の家族や友人の視点で上司を見てみると、どうでしょうか?おそらく、上司の家族や友人は、その上司の良いところをたくさん知っているはずです。

むしろ、良いところを知っているからこそ、その人と関係を維持しているといえますよね。このように、人間には、誰にでも良いところと悪いところがあります。もし、相手の良いところが見つからないとしたら、それはまだ見つけられていないだけなのです。

以上、人間関係がうまくいっていないときに、人間関係を良好にする9つのテクニックをお伝えさせていただきました。

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